幸せな経済自由人という生き方(ライフスタイル編)/本田健

幸せな経済自由人という生き方 ライフスタイル編 (ゴマ文庫)

幸せな経済自由人という生き方 ライフスタイル編 (ゴマ文庫)

本田健、待望の新シリーズが文庫書下しでスタート。
その第一弾である本書は「経済自由人」のライフスタイルと考え方について解説している。

ごく一般的なサラリーマンには想像もできない世界を知ることもでき、また書かれていることは、たとえ「経済自由人」でなくても参考にできる内容である。

今の生活に行き詰まり感や何か変えるきっかけが欲しい人等にもお勧めの一冊である。

なお、今回は「ライフスタイル編」とあるように、今後は「マネー編」(2008/春)、「ライフワーク編」(2008/夏)、「家族編」(2008/冬)と続く予定とのことで、こちらも楽しみだ。

本書のポイントは以下のとおり。

・幸せな経済自由人は、自分の店を複数経営していたり、不動産を所有していたり、インターネットで、仮想店舗を複数所有しています。ビジネスの規模も、せいぜい年数億円から多くても、10億円以下です。スタッフの数も、多くて数十人というところでしょう。

・共通しているのは、特に毎日仕事をしていなくても、日常的なキャッシュが入ってくる仕組みを持っていること。

・自分のプライベートジェット機を所有するような派手さはないものの、時間はたっぷりあります。プライベートジェット機に乗って、3泊4日でヨーロッパにいくライフスタイルではなく、ビジネスクラスに乗って、30泊31日を楽しむのです。

・幸せな経済自由人は、普通の人と、いったいどこが違うのでしょうか?
彼らが、普通の人と比べて4つの分野で優れた知識を持っています。
その4つとは、人間関係、ビジネス、お金、願望達成の分野です。彼らは、この分野で並外れた知識と体験を持っているので、自由な人生を手に入れられたのです。

・お金にしばられずに、それがやりたいことかどうか、好きかどうかを唯一の基準にして、人生を生きられるかどうかです。

・私が、一番大切な投資だと思うのは、「知識と知恵に対する投資」です。それを効果的に身につけられた人は、普通の人の何倍もの早さで、成功していきます。

・幸せな経済自由人は、言い訳を一切しません。なぜなら、自分で人生を変えられると考えているからです。目の前の現状に満足できない場合、その現状を変えるか、受け入れられるかのどちらかしかありません。目の前の状況に対して、文句を言ったところで、何も変わらないことを彼らは知っています。

・経済的、時間的自由を謳歌している人は、そういうスケジュール手帳を持ってはいません。その代わりに、人生を楽しむアイデア手帳を使っているのです。「これをやったら楽しいだろうな〜」とか「こういうのは、今からの時代に必要なことだ」というように、ワクワクするアイデアのイメージを描きとめているのです。

・現在、成功している人のほとんどは、読書家です。アメリカのエグゼクティブは、平均して、1日1時間以上を読書に使っているというデータもあります。超多忙なスケジュールの合い間をぬって、彼らは読書する時間を作っているのです。そのため、アメリカでは、車で聞くために、ビジネス書が吹き込まれたCDがよく売れています。

・今までの考え方が大きく揺さぶられたり、価値観が180度変わってしますぐらい、スケールの大きな人と出会ってみましょう。

・ぜひ自分と身近な人をほめてください。その人の洋服でも、表情でも、何でもかまいません。

・直観的な「変わらなきゃ!」から、すべては始まります。そして、できれば、それを楽しみましょう。

・彼らはその怒りを情熱に変えて、自分と世の中のために、そのエネルギーを昇華させているのです。あなたが怒りを感じたということは、ほかの人も同じようなことを感じている可能性があります。


まずは近所の繁盛している店で、自分の好きな分野のことから勉強していきたいと思う。(何を言っているかわからないかもしれないが、何かやってみようということだ)

幸せな経済自由人という生き方 ライフスタイル編 (ゴマ文庫)

幸せな経済自由人という生き方 ライフスタイル編 (ゴマ文庫)